日本ボンド磁性材料協会(旧・日本ボンド磁石工業協会):JABM 主催
第78回技術例会プログラム
「最先端の電子技術を支える軟質磁性ボンド材料」
携帯電話、ノートパソコン、ゲーム機などの情報端末が小型化と高機能化を推進して行く中、電磁波吸収シート、チョークコイル等のノイズ対策部品や電源用インダクタは、今後益々その重要性を増していきます。また、ハイブリッド車(HEV)を始めとする電気自動車が急速に普及するのに伴い、さらなる燃費の向上やレアアース使用量の低減のために、圧粉磁心が昇圧リアクトルに使用されるなど、着実にその存在感を高めてきています。
今回の技術例会では、これら最先端の軟質磁性ボンド材料技術の全貌がつかめるよう、各分野の最前線で活躍されている講師の方々を厳選してお招きしています。磁性材料の研究開発に携わる技術者の方々はもちろん、今後の技術動向に興味をもつ全ての方にご満足頂けるプログラムとなっています。より多くの皆様にご参加頂ければ幸いです。
日 時 : 平成22年9月16日 (木)
12:55~17:00 ( 受け付け開始 12:00 )
場 所: ホテルラングウッド 2F 大会議室 TEL:03-3803-1234
東京都荒川区東日暮里5-50-5、JR日暮里駅南口(鴬谷寄り)下車徒歩2分
(10:00~16:15の間、京浜東北線は日暮里駅を通過しますので山手線をご利用下さい)
参加費: 会員 5,000円、 一般 12,000円、 学生 2,000円 (講演要旨集代、コーヒー代含む)
プログラム
(講演時間には質疑応答時間5分程度を含みます)
総合進行 JABM 技術委員長 徳永 雅亮(明治大学)
12:55-13:00 開会挨拶
JABM 会長 芳賀 美次(アクテム代表)
13:00-13:40 最近の電波吸収体の現状
青山学院大学理工学部 電気電子工学科 教授 橋本 修
13:40-14:15 アモルファスダストコア
古河電子㈱ 営業部 主任技師 遠藤 敏彦
14:15-14:50 低損失型金属ガラスダスト材料“センティクス”
NECトーキン㈱ 材料研究開発本部 マネージャー 松元 裕之
14:50-15:10 休憩
15:10-15:45 軟磁性金属ガラスを用いた次世代インダクター
アルプス・グリ-ンデバイス㈱ 技術部 設計1G 主任技師 小柴 寿人
15:45-16:20 圧粉磁心用 Fe-Si噴霧粉について
大同特殊鋼㈱ 電磁材料研究所 軟磁性材料研究室 室長 武本 聡
16:20-17:00 省レアアース高出力密度ハイブリッド界磁モータ - 圧粉磁心による三次元磁路モータ-
名古屋工業大学 大学院工学研究科 おもひ領域 准教授 小坂 卓
17:10~19:ⅹⅹ 懇親会(自由参加)
居酒屋「バンダイ」 会費3000円程度