<謹告>
主催:JABM・日本ボンド磁性材料協会(旧・日本ボンド磁石工業協会)
2017 JABM 新春公開セミナー 『高性能磁石および希土類元素の課題』
JABM協会恒例の新春公開セミナーでは、新春にあたり新戦略を勘考される際の、ヒントになる情報を発信したいと考えています。今回は、日本の希土類業界最古参かつ最大手である(株)三徳の代表取締役社⻑である岡田力氏にご講演頂けることになりました。NdFeB磁石の実用化が始まった際に岡田氏本人が原料合金の鋳造方法の主流であった金型鋳造法の問題点を根本から見直し、状態図、組織の詳細な検討の末微細な組織を持つ高性能磁石合金用ストリップキャスト技術を開発されました。演題は下記の通りで、ストリップキャスト技術および希土類元素の利用方法などについてお話頂けると思います。
本セミナーの講師から学び、事業戦略のご参考にして頂ければ幸いです。経営責任者の皆様のみならず、将来を担う若手の方々も勉強と人脈づくりを兼ねて是非ご参加してください。
日時:2017年1月13日(金)講演会:14:00〜15:50
賀詞交歓会:16:00〜17:45
場所:ホテルラングウッド(JR日暮里駅南口徒歩2分)☎03-3803-1234
2F孔雀 地図:http://www.hotellungwood.com/access
参加費:会員:無料、非会員:5,000円(賀詞交歓会・会食代を含む)
申込:http://jabm.la.coocan.jp/registration_seminar_jp.html
プログラム総合進行
JABM企画委員⻑ 吉田和仁((株)エムジー)
開会挨拶
JABM会⻑ 芳賀美次(アクテム代表)
14:00〜15:50
岡田力氏((株)三徳代表取締役社⻑)
「ストリップキャスト技術、及び希土類バランス問題について」
現在、ストリップキャスト技術はNdFeB焼結磁石の高性能化に不可欠なものとなっているが、ここに至るまでに様々な解決すべき問題点があった。具体的な事例を交えてストリプキャスト技術確立までの背景を詳しく紹介する。
また、このストリップキャスト技術は永久磁石のみならず、現在多くの材料開発に有効であり、その具体的な例を紹介する。
一方、希土類元素は化学的な性質が似ているため一緒に産出されるが、その使用量のバランスが極めて重要である。NdFeB磁石の需要が増大するにつれて、Ndと一緒に産出される他の希土類元素の利用方法の探索が必須となっている。この点についてもその用途開発の実例について詳しく紹介する。
16:00〜17:45
賀詞交歓会
6F彩林
以上