日本ボンド磁性材料協会(旧・日本ボンド磁石工業協会):JABM主催
第89回技術例会プログラム
「異方性ボンド磁石および新磁石材料の開発動向」
ボンド磁石は複合材料としての特徴を生かした応用製品の開発が盛んに進められている。日本国内におけるボンド磁石の生産も、景気回復や円安と原油安などを背景とした需要増があり、全般的に伸張していると推測される。
今回は、高性能異方性ボンド磁石製造のための新技術を2件、高性能磁石材料開発に欠くことの出来ない新しい磁区観察技術、大変重要な韓国における磁性材料の最新の研究動向、省エネルギー・省資源の観点で重要なNd磁石の高性能化の動きおよび重希土資源の柔軟活用について取り上げ、その最前線でご活躍なされているそれぞれの第一人者にご講演頂けることになった。貴重なチャンスですので、より多くの皆様にご参加頂ければ幸いです。
日時:平成28年5月27日(金)13:00~17:00(受け付け開始12:00)
場所:ホテルラングウッド 2F 大会議室 TEL:03-3803-1234
東京都荒川区東日暮里5-50-5 JR日暮里駅南口(鴬谷寄り)下車徒歩2分
(10:00~16:15 の間、京浜東北線は日暮里駅を通過しますので山手線をご利用下さい)
参加費:会員 5,000円、一般 12,000円、学生 2,000円
(講演要旨集代、コーヒー代含む)
プログラム
(講演時間には質疑応答時間 5分程度を含みます)
総合進行 JABM 技術委員長 栗岩 貴寛
12:55-13:00 開会挨拶
JABM 会長(アクテム代表) 芳賀 美次
13:00-13:20 2015年度ボンド磁石(BM)の生産推定
JABM 企画委員長 (株)メイト 東京営業所 所長 石田知久
13:20-14:00 磁気異方性積層造形技術(MAAM) の開発、第2報
(有) HTA 代表取締役社長、JABM CEO 原田英樹 /Neomax エンジニアリング(株) 岡島弘・増澤正宏
14:00-14:40 高磁気特性圧縮成形磁石の開発
ナパック(株) 技術顧問 井上宣幸
14:40-15:00 coffeebreak
15:00-15:40 軟X線顕微鏡による Nd-Fe-B 焼結磁石の磁区観察技術
( 公財 ) 高輝度光科学研究センター利用研究促進部門 副主席研究員 中村哲也
15:40-16:20 韓国の磁性材料の最新研究動向
(株) MTI 代表理事、韓国磁気学会 産学研協力委員長 崔判圭
16:20-17:00 Nd-Fe-B 系焼結磁石の高性能化と重希土資源の柔軟活用
大阪大学 大学院工学研究科 教授 町田憲一
17:10~19:xx 懇親会(自由参加)
居酒屋「バンダイ」会費4000円程度