JABM 日本ボンド磁性材料協会 主催
(旧名称 日本ボンド磁石工業協会)
2008JABM新春記念講演会 プログラム
「市場変化を捉えた新製品開発をリーダーはどの様に考え行動したか」
当協会は、5月と6月に「技術例会」を12月には、「国際シンポジウム」を開催し、ボンド 磁性材料に関連する優れた最新情報をご紹介しております。これらの講演会は、技術的内容であ るのに対して、今回の新春記念講演会は、ものづくりの先頭に立って新製品開発を推進された方 々に、そのものの考え方を学びたいと思います。また、新しい「高加速寿命試験(HALT)」 の概念と日本の現状についてもご講演いただきます。
市場ニーズを反映したタイムリーな製品開発と市場への製品投入を実現し上市することが、経営者のみならず、研究、製造、販売のリーダーにとって重要な課題になっております。本講演会には、技術関係者のみならず、より広い分野の方々のご参加をお待ちしております。
日 時 2008年1月18日(金)
講演会 : 13:45~ 16:15
賀詞交歓会 : 16:30~ 17:30
場 所 東京都荒川区東日暮里5-50-5「ホテルラングウッド」Tel. 03-3803-1234 講演会参加費 会員: 無 料 非会員:10,000円(賀詞交歓会会食代含む)
総合進行 : JABM 企画委員長 石田 知久 13:40~ 13:45 開会挨拶 : JABM 会 長 芳賀 美次
13:45~ 14:35
「米国発 HALT試験 とは何か」
― HALT 後進国 日本への警鐘 ―
東陽テクニカ(株) HALT技術センター センター長 川上 雅司
1980年代に米国で提唱され全世界に普及している試験。 急勾配で広範な温度変化と6自由度ランダム振動を与えて、 電子機器に内在する弱点を短時間に抽出し、信頼を向上させる 画期的試験方法の概要及び世界と日本の普及状況を示す。
14:35 ~15:25
「何故コニカが開発競争に勝てたか」
元 コニカ(株) 取締役 技術研究所長 内田 康男
1 取り巻く状況、2 ピッカリ型とジャスピン型、3 市場ニ ーズの把握、4 開発に於けるリーダーシップ、5 発表前の 悪夢、6 国際関係での信頼
15:25 ~16:15
「銀塩写真システムから電子映像システムへの転換から学 んだこと」
― コア技術の構築と市場変化への対応 ―
元 富士フィルム(株) 副社長 上田 博造
1 銀塩システム全盛の最終状況、2 電子映像システムの登場 と初期の影響、3 対応のスタート、4 その背景、5 初期デ シカメ開発の考え方とシステム考察力、6 銀塩システム VS デジタルシステム、7 コア技術構築と市場開拓
16:30~ 17:30
賀詞交歓会