寺子屋BM塾開催中止のご連絡!
3月20日の報道によりますと、政府発表などで、幸い日本での感染拡大は他国(欧米)に比べて現在は旨くできているようですが、大都市圏(東京、大阪など)でオーバーシュート防止対策の必要性が叫ばれています。
重要な点の一つには、不特定多数の地域から集まる大規模な室内での会合でもし感染が起こった場合、その発生源が判定しにくいということのようです。
寺子屋BM塾では毎年約50名程度の参加者があり、また、初めての方々が集まる可能性がある会です。従いまして残念ではありますが、2020年前期寺子屋BM塾は中止致します。
2020年前期:塾生募集!!
事務局としては、新型コロナウイルス感染について注視しており、WHOおよび厚生労働省の方針に沿った上で、寺子屋BM塾を予定通り開催致したいと考えています。ただし、今後感染が拡大するような状況変化があれば中止もあることをご理解ください。もし開催を中止する場合は、4月30日までにホームページ上に表示致します。従いまして、申込時には当日支払い、または、後日銀行振込という形でお願いしたいと思います。
日本ボンド磁性材料協会(JABM)の寺子屋BM塾では、我国のお家芸である磁性材料に関する技術の伝承を旨とし、初心者や若年層を対象とした基礎講座を開設し、広く磁気技術の普及・啓蒙および振興・発展に寄与すること、更には社外での仲間作りの場を提供することも目指しています。平成19年4月のBM塾開設以降,それぞれの専門家の分担制による初心者講座を開設し、既に合計26講座を実施しました。かくしてここに、新たに第27期講座の塾生を募集致します。今回はネオジコンサルの山本日登志氏、とマグネケミカルテクノの大久保安彦氏にお願いして永久磁石の基礎、永久磁石測定方法、磁性の実用的基礎と磁気デバイス製品の設計への応用と題してご講義頂きます。山本氏は住友特殊金属、日立金属、KRI勤務を通じて一貫して磁石材料及びその応用に携わってこられた方であり、昨年永久磁石の基礎と永久磁石測定方法という書籍を出版致しました。また、大久保氏は三菱電機で磁気デバイス製品の開発設計に携わってこられた方であります。現在はお二人ともコンサルタントをなさっておられます。どうぞ奮ってご参加下さい。
pdfファイルはこちら!
第27期講座
日時・講師(敬称略)・講義概要
第1講義 2020年5月29日(金) 14:00~17:00
山本 日登志 ネオジコンサル
各論講義「永久磁石の基礎」:
1) 電気回路と磁気回路の類似性と差異
2) パーミアンス法による磁気回路の設計
3) 反磁場とその理解の重要性及びパーミアンス係数
第2講義 2020年6月19日(金) 14:00~17:00
山本 日登志 ネオジコンサル
各論講義「永久磁石測定方法」:
1) 減磁曲線の見方
2) 温度特性
3) 測定装置(直流BH、パルスBH、VSM等)
第3講義 2020年7月17日(金) 14:00~17:00
大久保 安彦 マグネケミカルテクノ
各論講義「軟磁性材料の磁気の基礎と磁気デバイス製品の設計への応用」:
1)磁界H、磁束密度Bと透磁率
2)PCパーマロイの高透磁率特性について
会 場:㈱ 東陽テクニカ・テクノロジーインターフェース(TI)センター
東京都 中央区 日本橋本石町1-1-2 TEL:03-3279-0771
地図 http://www.toyo.co.jp/page.jsp?id=3857
なお、毎回講義の後、仲間作りの懇親会(実費3000円程度)を自由参加で、
近くの居酒屋で行います。
対象塾生:磁性材料の勉強をしたい方、初心者・文科系の方、若年層、営業部門・
生産管理部門・品質管理部門の人,事務職,現役大学生,一般の方など、
資格・年齢を問いません。
同じ企業・団体からの複数の方の参加も歓迎します。
BM協会の会員以外の方も大歓迎。
講義形式:大学の理工系の学部学生対象の初級内容と同様な講義形式を採用
(PPTスライドと板書とハードコピー資料などを適宜使用。
各自ノートや計算用具を用意して下さい)。
参加費用:協会会員関係者は4千円/日/人。会員外は7千円/日/人。
大学生は1千円/日/人。
事前振込み(要・協会へのご連絡)もしくは 当日現金支払い。
何れか1回だけの出席でも、全3回通しての出席でも結構です。
出席回数の変更や代理出席も可能です。
定 員:50名。
(予約申し込み制。和気あいあいたる寺子屋の性格上、
定員を厳守しますので、お早目にお申込み下さい。
なお、止むを得ないキャンセルにもご負担は生じません。)
お申し込みはこちらからお願いします。
(会社のセキュリティ関係などで使えない場合はお問い合わせから必要事項をご記入の上連絡ください。)