JABM 協会恒例の新春公開セミナーでは、新春にあたり新戦略を勘考される際のヒントになる情報を発信したいと考えています。今回は、希土類のトップメーカで長年活躍され、レアアース産業の生き字ともいわれる小西功様にレアアース産業の現状についてご講演頂けることになりました。
本セミナーで高性能磁石製造に不可欠なレアアースの現状について理解し、事業戦略のご参考にして頂ければ幸いです。
経営責任者の皆様のみならず、将来を担う若⼿の⽅々も是非ご参加ください。
参加費:会員:無料 非会員:5,000円(賀詞交歓会・会食代を含む)
プログラム
15:45~ 17:00
総合進行: JABM企画委員長 石橋 彰 (東京フェライト製造(株)
開会挨拶: JABM会長 森本 耕一郎 (森本技術コンサルティング)
講師:小西 功 氏 元・(株)三徳
『今 レアアースは』
今世界は CO2 排出を実質ゼロにする 「カーボンニュートラル」 の道を歩き始めている。
再生エネルギーへの切り替え、 車、 飛行機、 船も含め輸送の電化の研究が進んでいる。
全てモーターの高効率化が要求されており、 それにより高性能レアアース磁石は量と質で対応できるのか。
中国の 「輸出管理法」 の施行により、 レアアース原料、 レアアース製品のサプライチェーンがどうなるか、 セミナーの当日どうなているか。
そして今、 日本のレアアース産業はどうなっているか、 溶媒抽出、 溶融塩電解の設備、 技術の伝承は風前の灯に見える。
レアアース 17 元素の需給バランスなど含め、 近々の課題について、 関係者皆さんの再意識のきっかけとなればと思います